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カスタムバイクの魅力。

カスタムって言っても既存のバイクからのカスタム。フルカスタムではなく、言ったらセミカスタムですね。



新しくカスタムで組んだコズミックスタリオンご紹介します。もともと、コズミックスタリオンというのは700Cのバイク。シクロクロスも行けてアドベンチャー的な使い方もできるジオメトリーになっています。長らく悩んでWTB700CのそれをWICKED650Bで組んだほうが小回りが利くのではないかと思い、650Bに組みなおしました。僕がアドベンチャーバイクだと思ったのはやはりボトルケージが3つ付いているところです。  ダウンチューブ下・ダウンチューブ・シートチューブの3つです。 あえてこのBIKEも機械式でAVID BB7で組んでいます。 BB7はいいですよー。すごくブレーキが効きます。



理由としては650Bで組んだのには車高をを少し低くしたかった(BBのハイトを少し下げたかった)のが大きな理由の一つです。この車体にはホイールは700で47Cまで入ります。700の47Cだとかなり車高が上がってしまう。それはそれで走破性は良いけどBBハイトが上がってしまう分コーナーリングで曲がらない。そこで650Bの47Cという考え方に。なのでだいぶBBが下がります。BBのハイトが下がるとコーナーリング性能が著しく上がるのと、同じ47Cのタイヤのグリップ力という部分でもエアーボリュームが700CよりもWICKED650Bのほうが稼ぎやすい。なぜなら、リム幅が広いからです。     



そういう点を含めて計算していくとフレームポンプというのは必須になって、雰囲気的にレザーのサドルを入れたかったのと、クランク廻りはWhite Industries(ホワイトインダストリーズ)一辺倒になっているところもあるので、今回クランクに関してはEaston(イーストン)を入れました。リアRDはGXで組んで12速です。 タイヤは僕が今一番お気に入りのテラヴェイルのラットランドのライトアンドサップル 650Bx47C です。僕がこのタイヤを好きなところはエッジがトレッドの端までサイドノブがきているという所と、トレッドの端までサイドノブがきていると空気圧を低めで走行した際にグリップが稼ぎやすくサイドケーシング *タイヤのウォールを守る役割を果たします。



セットバック量が多いDixna(ディズナ)のアークシートポスト(シルバー)を使用しました。サドルは僕が気に入っているGilles Berthoud(ジルベルソー)のARAVIS (アラビス)を使用しました。



本当は700Cでも大丈夫でしたが、650Bのほうがコントラストを強く見えやすい。よく見てみると後ろのシートステイ・チェーンステイはスチールなので華奢に見えるかと思います。自転車では、ダウンチューブが人間でいう背骨の部分にあたるので太くなってきます。それに合わせてヘッドチューブもフォークも太くなってきます。



そこそこスピードをのせて乗れるスチールバイクは見た目的にアンバランスが生じやすいですが、僕はステムとハンドルでコントラストを付けくびれをを作るようなイメージで今回は作りました。対比でフォークは太く、フレーム後部がスチールフレーム特有の華奢フォルムなので、フロントから見たときに太いタイヤ、太いフォーク、ヘッドチューブもインターナルでテーパードされていて比較的太い。上に行くにつれ急にすぼめることによって、ハンドル廻りを凄く華奢にくびれさせ、コントラストをハッキリさせました。ステムとハンドルバーはNITTOのV-5NITTO / B861 Slat Barを使用。 グリップはVANSの樽型のものを使用しました。こんなコントラストを作ることで新しいニューノーマルという形の組み方が出来るかなというのが今回の僕のテーマです。





今回のコスミックスタリオンはとても気に入ってます。


先日からお伝えしている通りですが、、テラヴェイルのラットランドのタイヤはとっても良いです。今回のこのBIKEは試乗車にするので乗りたい!という方がいましたら是非乗りに来てください。 



一部ですがSwift IndustriesCATALYST PACKKestrel Handlebar Bagを付けて撮影しました。色々と組むときにコーディネートしながら組むのですがこれはこれでかっこいいかな。と僕は思います。700Cを650Bで組むときはこれがギリギリだと思います。  チェーンステイの部分もかなり余裕がない状態です。  700Cで組むときはもう少し大きいのが入るかもしれません。今回はこんな感じで出来上がりました。 動画も併せてご覧ください。


 

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