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KUAT NV2.0と、NV2.0BASE メリット デメリット

更新日:2023年2月17日

お待たせ致しました。クアットラックがいよいよ日本の港に到着します!今週通関し順次発送いたします!


本日ご紹介するのは自動車に取り付けするバイクラック。クアットNV2.0ヒッチラックです。 そして、KUAT社は他にも沢山のプロダクトがラインナップされています。弊社でも少しずつではありますが商品ラインナップを増やしてみましたのでコチラでご紹介します!


もう、かれこれ10年程使っているKUAT社のバイクラック


筆者は、KUATは以前のモデルを含めて長く使ってきましたので、どんなところが優れているのか。また、どんなところがマイナスポイントなのか。バイクラックとクルマの遍歴を参考までにお知らせしようと思います。


バイクをクルマに載せる機会の多い私は、今までに色々なバイクラックを使いました。



使い方はこんな感じ。

少し離れた郊外のお取引店さんへ向かったり、レース会場や展示会を行う為に什器やテントを車内に積み込み、バイクはバイクラックに外積みする。そんな使い方をしています。


また海外代表選手のアテンドなどでレーサーバイクの管理を行ったりもするので、まあ兎に角バイクはクルマに山盛り積みますし、車内も選手の荷物やレース前の控室として使ったりと、行きも帰りも結構な大荷物。


クルマ1台で大人数キャンプに行くって云うボリューム量なんですよ。



各社の自転車ラック各タイプ別のメリットデメリット


日本に入って来ているバイクラックブランドは いろいろな商品が存在していて、僕は今までサリス、スーリー、クアットNV、クアットNV2.0とアップデートしてきました。


サリスxプジョー206ハッチバック車の場合


15年前に乗っていた当時の愛車はプジョー206。買ったサリスはバイクラックの中でも価格が最も安くて良かった。

凄く魅力的な価格帯に飛びつき当時2万円ちょっとで買えました。

ラッシングベルト6本をフックさせ、クルマに縛り付ける構造。

軽いので持ち運びもしやすかった。

だけど皆さん同じ問題がある様です。

下の動画の方は使っているとフックがズレてテールランプが欠けたと言っていますね。

メリット


何といっても価格の安さ。

ラックを使わない時は畳みこむとトランク内でコンパクト。

ラックが軽量で持ち運びしやすい。

小さなクルマにも3台積載できるのはGOOD。

後ろに積むのでバイクは風の影響を受けにくいのはGOOD!でも


デメリット


当時のクルマはハッチバックだったのでリアハッチが開かなくなる。

トランクの荷物は取りにくくなるのが難点。

バイクを積載し走行すると優雅に揺れる独特の怖さがあった。


バイクラックをクルマに固定する際、クルマのボディーにコンタクトするのでスクラッチキズや凹みが出来る問題。

ラッシングベルトでバイクラックをクルマに固定するので締めても伸びやすい。

長時間運転するとラッシングベルトが緩みバイクを落としそうで怖かった。

ラックの取り付けが煩雑で、積載時間に20分程度掛かった。バイクもフレームにコンタクト。フレームを掴む作りなのでダメージが心配。


軽量なバイクは凄く気を使いました。

王様スーリー ルーフラックxニュービートルの場合


クルマがビートルに変った事もあり、リア載せサリスはクルマのリア形状と取り付け角度的に厳しくなり、違うタイプを模索しました。

前回までの経験を活かし、もっと良い物を探すと天井載せのラックに行き着きました。

ラックブランドは皆さんもご存じの王様ブランドスーリー。


天井載せのバイクキャリアらしいバイクキャリア。嬉しかったなあ。

憧れのスーリー。バイクラックだけでなく、ルーフ(*天井)に載せるので、バーやベース(*土台の事)もスーリーに。

天井載せは向きを気をつければ2台から4台まで。

自動車種(*天井の大きさ)によって取り付けでき良かった。


メリット


やっぱりスーリーというブランドを、より深く知るきっかけになり所有欲を満たす満足感。

小さい車輛も29erも積めるのは良い。

見た目のカッコよさ。食事でクルマを離れる時等、ラックに鍵が掛かるのは安心でした。

サリス・ボーン3の様にラックを取り付ける時間が無くなって快適性は向上。


デメリット


走行時バイクが風の影響を受けやすく、車速80㎞以上スピードを出すとルーフベースラックブランドによっては保証の対象外に。

高速走行時は左車線をキープが前提になりそう。フレームダウンチューブという一番チューブが薄い場所をクランプするのでチョット心配。

車重の重いフルサスMTBやファットバイクなどタイヤの太いバイクは厳しい。

結構無理して車載する姿勢になるので脚立があると良いけど、ハイエース等バンに取り付けするとバイク込みで車高がエグい。

積載には大き目の脚立が必須。クルマを側道に寄せると張り出した木の葉や、木枝にバイクが当たる事多数。ヒヤヒヤ。

クルマによるけど、2台積載がベストか。

3台から4台積むのには、前後ろ交互にキャリアを取り付ける必要性。ハンドルの幅やサドル位置を気をつけないと、バイク同士が揺れで干渉しハンドルやサドルにキズが着く事もあり。

スピードを出すと風切り音は御愛嬌。

価格はやっぱりそれなりに。

購入時2台積み、レールとベース込み10万円ちょっと。4台になると20万いかない位。

でも必要性に駆られ、この辺りで価格はもう考えない様にしてました。


KUAT NV2.0ヒッチラックxグランドハイエースの場合

今度はクルマがグランドハイエースへ ルーフラックも併用していましたが、ハイエースは天井が高くて乗せるには大き目の脚立が必須。ルーフへバイクを載せるのは大仕事過ぎて先ず一人ではできない作業に。段々と使わなくなりました。

天井載せのタイプはサクシードバンに移設。この位の高さなら小さな脚立で積めて良いですね。


そしてもっと簡単にキャリアへアクセスできるバイクラックを探す旅へ。


するとKUAT/クアットヒッチラックに出会いました。

バイクが乗ってなくてもカッコいいなんて。見た目にやられ、ハイエース用にヒッチメンバーをオーダーし(*当時35,000円位だった)、程なくして使い勝手の良さを痛感します。

コレは便利すぎる。衝撃が走りました。

当然楽な方を良く使う訳で使用頻度はクアットに軍配が上がる訳で。


ヒッチメンバーに取り付けるタイプは、今回紹介するNV2.0の前身で、単なるNVってモデル(10年前のモデル)も使っていました。

NVも相当良かった。今までの不満はすべて解消されました。強いて挙げれば良くなかった部分は、経年劣化によるメッキ部分が剥がれる事ぐらい。

実に良かったのですが、3年ほど使った後にNVからマイナーチェンジしてNV2.0にアップデートされ、僕たちが取り扱っている以上、使わない訳に行かないので使ってみる事にしました。


KUAT NV(旧タイプ)からNV2.0新型へ移行


使ってみるとその差は歴然で、一つ一つのパーツの精度が上がりカチッとしたホールド感。

完成度が増したとでも言いましょうか。素晴らしい使い勝手の良さと、固定力と安定感を持っています。

バイクがユラユラしません。

ビシッっとラックに固定され、そして頭より上に持ち上げなくても良いんです。遊んで疲れたお父さんの腰にやさしい。

取り付けには2インチレシーバーのヒッチメンバーが必要になりますが、やっぱり重さと固定力はトレードオフなんですよ。

クルマを走らせていて後ろのラックを気にしなくて良いのは本当に快適です。


具体的にどんな感じかは、下の動画をご覧ください。


Kuat NV2.0のメリット


バイクの積み込みが激的に楽になった。バイクを持ち上げるのは胸の位置まで。頭の上まで上げなくて良いのは素晴らしい。

ビシッと積めて揺れを気にしなくていい。

積載するバイクの種を選ばない。ファットバイク、マウンテンバイク、グラベル、シクロクロス、シングルスピード、BMX等々、積載フルカバー。

後ろに積載する為フレームには殆んどコンタクトしないのでバイクが傷みにくい。

走行時の風の影響は最小限。

ヒッチメンバーへの取り付け、取り外しが容易。ラック盗難防止の差し込み式ロックもあって安心。

ラック自体にバイクをロックする機能があり安心。チルト機能が付いていて、ハッチバックのクルマでもトランクにアクセスできる。

使わない時は畳めてコンパクト。


汚れたバイクでも積載し、コイン洗車場でクルマと一緒に洗える。ドックが着いているので簡単なバイク整備が出来る。(NX2.0 BaseはDocが無い仕様)

ルーフテントも使えて積載量を稼げる。

見た目が最高にカッコいい。


KUAT NV2.0デメリット リアの衝突防止センサーが使えなくなる。

リアカメラが見にくくなる。

ヒッチメンバーを取り付ける必要性。(*ヒッチメンバーは車種によって3万円台から10万円迄の間が一般的)ヒッチメンバーを取り着け、更にヒッチラックを着けるので重さが出やすい。

やはりバイクの固定力とラックの重さはトレードオフか



雑感とまとめ


僕が非常に特殊なキャリア遍歴を持ったユーザーなのは自分でも理解していますが、何かにお役立ていただける様でしたらと思い書いてみました。


サリスのボーン3.リアハッチにフックで固定するものは価格が安くてよかったけど、バイク積載時の優雅な揺れが気になったのと、何よりリアハッチが開けられなくなるので不便で不便で使わなくなり、その後スーリー、クアットへと移行してヒッチメンバータイプに落ち着いた訳です。


前回から、アメリカ本国から直接取引が可能になった事もあり、こんなご時世なので大口仕入れを行い価格を維持しました。

日本に入荷になるまで、シッピングだけで3.5ヵ月。オーダーから半年。次回入荷になるのには、6か月から8か月後になり相当な時間を要する事と、価格維持に努めて参りましたが、ご時世的にコントロールが難しい状況でして、残念ながら自社努力では限界の状況になって参りました。

現在の推移で10%程度の価格改定になります。

この機会にKUAT社の製品を是非ご検討下さい。



取り付けたい車種によって、ご不明点があると思いますのでその場合は下記までご連絡下さい。


株式会社Above

AboveBikeStore

担当者 須﨑

℡ 044-712-0074 **水曜日定休


最後までご覧頂きありがとうございました。

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